松竹退社、東京進出
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「さらば青春の光 (お笑いコンビ)」の記事における「松竹退社、東京進出」の解説
結成2年目にして『M-1グランプリ』の準決勝に進出し、同期のなかで出待ち客が多いなど成功を収める反面、調子に乗る要因となった。事務所への不満を募らせ、吉本芸人が吉本の悪口を言うという一種のお家芸を真似してライブで二人は事務所の悪口を言う、森田は自分らに払う給料はないのに養成所に監視カメラを設置できる金はあることに腹を立て全裸で映り込み中指を立てて踊る、東ブクロはTwitterで給与明細をアップしようとするなど問題行動を起こしていった。「他の事務所なら評価してくれる」と思った二人は、事務所移籍の話を話していた当時のマネージャーに引き留められていたが、聞く耳を持たなかった。実際には退社の一年前から事務所の上層部にその意向を伝えており、上層部からは「お前らを食わすようにするから。1年我慢してくれ。」と引き留められるも状況が変わらなかったため二人は退社を決意した。 2013年1月22日に森田が自身のTwitterで、予定していた単独公演の中止を報告し謝罪した。所属事務所(松竹芸能)からの移籍がささやかれたが、26日に森田は「まだ松竹芸能に所属してますし、円満。移籍とかではないです」と否定した。また、27日に当時の事務所社長に北千住の高級焼肉店に連れて行ってもらい、退社の意向を伝えたら応援された。だが、28日に所属事務所の松竹芸能は「これ以上彼らの芸能活動を支えることが不可能」と判断したため、専属契約を3月末日付で解除すると発表した。これについて2人はTwitter上にて、松竹芸能退社後の4月から東京に拠点を移しフリーで活動していく旨を伝えた。 後に二人は「当時は自分たちは全国区だって勘違いしていた」「ちょっとのちやほやで調子に乗り、現状に不満を持ち、他(の事務所)ならきっと評価してくれると思った」と振り返り、当時は現場のマネージャーにしか退社の意向を伝えておらず、松竹芸能の上層部とは会っていなかったことと、あきれた松竹芸能側からは何も言われなかったこともあり、自らが「円満退社」と勘違いしていたことを明かしている。 退社については後の2019年12月放送の『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京)では、森田は「辞めないに越したことはない」と回想した。また、2020年4月7日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)では、森田がTKOの木下の退所騒動を引き合いに出し「退所って言うてんのただのクビ。俺らのときもそう」と発言したほか、「ネタ書いて、事務所作って、自分のピンで出てる仕事のギャラもマネージャー含めて3等分にして…」と独立後の厳しさを語っている。
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