東洋大学時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:27 UTC 版)
高校卒業後は東洋大学経営学部経営学科に進学。1年次の春からリーグ戦に出場。2009年秋から2010年春にかけて、39回連続無失点を記録。3年次には開幕から3試合連続で完封勝利。6勝を挙げてチームの優勝に貢献し大会MVPを受賞。続く第59回全日本大学野球選手権大会でも2完投の活躍で優勝に貢献し、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を受賞した。秋も最優秀投手賞を受賞し第5回世界大学野球選手権日本代表に選出された(背番号17)。 4年次から副将を務め、2011年東都大学春季リーグ戦では全11試合に登板(内、先発が7試合)5勝を挙げて2度目のMVPと最優秀投手賞を受賞。6月の第60回全日本大学野球選手権記念大会では2回戦で大会タイ記録の1試合19奪三振を達成、決勝も延長10回を完投するなどの活躍を見せて東洋大の連覇に貢献し、2年連続のMVPを受賞した。7月に米国で開催された第38回日米大野球選手権大会の大学日本代表に選出(背番号17)。第二戦で先発登板し、6回を被安打6、9奪三振。第五戦で2番手で登板、2回を被安打0、2奪三振。 2011年東都大学秋季リーグでは8試合に登板し、6勝1敗、防御率 0.93。2011年10月11日神宮球場にて行われた秋季リーグ第6週の対亜細亜大学戦では通算奪三振数300を記録して完投勝利を挙げ、東洋大学・高橋昭雄監督のリーグ史上2人目の通算500勝目を、続く10月25日、最終週でリーグ新記録となる高橋昭雄監督通算502勝目となる試合で完投勝利を挙げた。2011年秋リーグでベストナイン、敢闘賞、最優秀投手賞受賞。通算成績は東都大学リーグ戦で49試合に登板27勝9敗、奪三振数323、防御率1.31。全国大会で登板試合11試合、投球回数59、奪三振数74、防御率0.92。野村祐輔(明大)、菅野智之(東海大)とともに「大学ビッグ3」と呼ばれ注目される。 2011年のドラフト会議では千葉ロッテマリーンズ、横浜ベイスターズ、東北楽天ゴールデンイーグルスの3球団から1巡目指名を受ける。抽選の結果、ロッテが交渉権を獲得し、11月11日の午前11時11分11秒(2011年も含め12個の1並びとなる)に仮契約を結んだ。背番号は「18」。
※この「東洋大学時代」の解説は、「藤岡貴裕」の解説の一部です。
「東洋大学時代」を含む「藤岡貴裕」の記事については、「藤岡貴裕」の概要を参照ください。
- 東洋大学時代のページへのリンク