東京都特別区清掃事業の歴史とは? わかりやすく解説

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東京都特別区清掃事業の歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 23:01 UTC 版)

東京二十三区清掃一部事務組合」の記事における「東京都特別区清掃事業の歴史」の解説

少なくとも1926年には東京市保健清掃課が存在して清掃事業行っていたことが確認されており、また1937年昭和12年12月には保健清掃課が清掃部として単独部局格上げされている。 戦後は、1947年昭和22年)の地方自治法施行以来知事部局一つである東京都清掃局東京都特別区内の清掃事業担っていた。1954年昭和29年7月1日施行清掃法第6条で、市町村ではその市町村が、特別区では都が、汚物収集処分を行わなければならない定めていた。当時東京都特別区最高裁で「憲法上の地方公共団体にはあたらない」と判例が出るなど独立性担保されていなかったこともあり、東京都主導する形で清掃事業に関する行政が行われていた。ただし知事部局時代清掃事業決し安泰なものではなく1970年代の「東京ゴミ戦争」に代表されるように、各特別区の間で軋轢見られたのも事実である。 1998年に都区制改革一環として清掃事業東京都から特別区移管することが東京都より提案された。ゴミ収集事業は各特別区個別行った上で、処理事業のうち可燃ごみについては一定期間経過措置の後に各特別区個別行い不燃ごみ特別区共同処理するというものである。これは、可燃ごみの処理事業が組合共同処理されている点を除けば2008年現在運用されている清掃事業おおむね一致するのである。この決定に基づき2000年3月31日をもって東京都清掃局廃止され、翌2000年4月1日東京二十三区清掃一部事務組合設置された。 なお、清掃事業のうちリサイクル事業2000年以前から特別区担っており、見方によってはその他の清掃事業リサイクル事業統合した解釈することもでき、事業移管に関する組合からのプレスリリースにも同様の趣旨表現見られる上記提案に基づき組合事務のうち「可燃ごみ清掃工場管理運営業務」については、2006年3月目処個々特別区移管することが検討されていたが、2008年現在もなお、同業務は引き続き組合共同処理を担っている2003年11月区長会で協議され当分の間共同処理を継続することが確認された。

※この「東京都特別区清掃事業の歴史」の解説は、「東京二十三区清掃一部事務組合」の解説の一部です。
「東京都特別区清掃事業の歴史」を含む「東京二十三区清掃一部事務組合」の記事については、「東京二十三区清掃一部事務組合」の概要を参照ください。

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