朝鮮総督府鉄道局・南満州鉄道急行「ひかり」
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詳細は「朝鮮総督府鉄道#急行「ひかり」」を参照 第二次世界大戦終結まで、朝鮮総督府鉄道(鮮鉄)と南満州鉄道(満鉄)の釜山 - 奉天(現・瀋陽)・新京(現・長春)・ハルビン間に、急行「ひかり」が運行されていた。 毎日南行北行とも各1回運転。947.2kmを約21時間で結んだ。平均時速約45km/h。列車編成は、標準軌用大型荷物車・三等車・三等寝台車・食堂車・二等寝台車・一等寝台展望車の各1両、計6両編成。蒸気機関車が牽引した。最後部に連結された展望車室は長旅を慰めたという。同区間には急行「のぞみ」も運行していた。 1923年(大正12年)4月:釜山 - 京城(現・ソウル)間を運転していた急行列車を奉天駅まで延長し、同時に「ひかり」と命名。 1934年(昭和9年)11月:運行区間を満州国の首都であった新京駅まで延長。 1940年 - 1942年(昭和15年 - 17年)ごろ:運行区間をハルビン駅まで延長。 1945年(昭和20年)8月:ソ連軍の満州侵攻により、運行不能になって消滅。
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