急行「のぞみ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 08:52 UTC 版)
釜山桟橋 - 奉天・新京(京釜線・京義線・満鉄安奉線・満鉄連京線)。1934年(昭和9年)11月、釜山 - 奉天間で運行を開始。1938年(昭和13年)10月には新京まで延長された。「ひかり」の姉妹列車で、「ひかり」と昼夜逆転したダイヤで運行された。釜山桟橋では関釜連絡船の夜行便に接続する。「ひかり」と同じく開放式の展望台を備えた展望一等寝台車が連結されていた。 戦況の悪化に伴い関釜連絡船夜行便の運航が休止されたこともあり、1944年(昭和19年)2月に廃止される。それから48年が経過した1992年(平成4年)、東海道・山陽新幹線に「のぞみ」が登場したことにより、「のぞみ」と「ひかり」は東海道・山陽新幹線に活躍の場を移し、再び同じ路線で運行されることとなる。
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