朝鮮総督府医院附属医学講習所の学則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 03:51 UTC 版)
「京城医学専門学校」の記事における「朝鮮総督府医院附属医学講習所の学則」の解説
学期制 医科・助産婦科は前後期制(年42週)、看護婦科は3学期制(全63週)。 授業時間 毎週約30時間で日曜と祝日を休みとし、長期休業は春(4/1〜7)夏(8/1〜31)冬(12/29〜翌1/4)。 授業料 無料 入試資格 朝鮮人の男子(医科)および女子(助産婦科、看護婦科)で年齢17歳以上25才以下の入試合格者。 高等学校第1学年修了者は医科試験免除。普通学校4学年修了者は助産婦科試験免除、普通学校3学年修了者は看護婦科試験免除。 入試内容 医科〜漢文(四書講読、作文)、算術(四則分数)、国語(講読は尋常小学校読本九、十と翻訳および会話) の他、必要に応じて理科。 助産婦科〜国語(講読は普通学校学徒用日語読本7、8と会話) 看護婦科〜国語(講読は普通学校学徒用日語読本5、6と会話) 試験と卒業 学期末と学年末および卒業試験(学期末試験は学年末試験を兼ね、卒業試験は学年末試験を兼ねる) 各試験100点満点で40点以上かつ平均60点以上で合格。医科を卒業したものは医学進士の称号を得る。
※この「朝鮮総督府医院附属医学講習所の学則」の解説は、「京城医学専門学校」の解説の一部です。
「朝鮮総督府医院附属医学講習所の学則」を含む「京城医学専門学校」の記事については、「京城医学専門学校」の概要を参照ください。
- 朝鮮総督府医院附属医学講習所の学則のページへのリンク