有罪にて服役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 12:45 UTC 版)
1995年5月4日、1月4日の記者会見による肥料会社社長への名誉毀損罪で警視庁に逮捕される。この逮捕は別件逮捕であるとの批判も行われ、別件逮捕に関する議論を特に高めた。 同年6月13日、日本弁護士連合会から弁護士登録を抹消されている(この時点では弁護士資格は有効)。この時、青山の弁護人は遠藤誠が務めていた。 教団と対峙していた弁護士・滝本太郎をサリンを用いて殺害しようとした滝本太郎弁護士サリン襲撃事件において、滝本を呼び出す役割を務めることで加担したとして、殺人未遂罪で起訴された。1995年3月20日の地下鉄サリン事件の発生2日前に麻原ら幹部がサリン散布計画をリムジン車内で謀議した際に同席していたが、犯行に加担する発言が確認されず立件は見送られた。井上嘉浩は島田裕巳宅爆弾事件の立案者であるとしている。 法廷では曖昧な態度をとり質問をかわし続け、2000年3月29日、東京地方裁判所は弁護士の良心を捨てたとして懲役12年の実刑判決(未決勾留日数1200日が算入)。東京高等裁判所は2002年1月31日に控訴棄却(控訴審での未決勾留日数中400日が算入)、判決は確定した。また弁護士法第7条に基づき弁護士資格も失効。 未決勾留日数として4年4か月以上が差し引かれたため、2009年に刑期満了となって現在は出所している。
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