暗黒惑星 グランスフィア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 07:09 UTC 版)
「ウルトラマンダイナの登場怪獣」の記事における「暗黒惑星 グランスフィア」の解説
第50話「最終章II 太陽系消滅」、第51話「最終章III 明日へ…」に登場。 ある惑星が惑星に住む全ての生命体と星ごと意識結合して一体となって究極の進化を遂げた生命の一部で、スフィアの本体。ナカジマは「今までとはまるで桁違いの怪物」と評する。自らを「完全な生命体」と語り、太陽系全体を消滅させて全人類と同化することが最終目的である。上記の3回目に登場した2連タイプのスフィア同様、闇から姿を現わす際や、後述の自身の虚像を世界各地の空に投影する際は、女性の笑い声のような高い音を出す。周囲がブラックホールになっており、冥王星などの太陽系外縁部の惑星や、TPCコスモアタッカー部隊、人工太陽試験機NSPカンパネラ、さらにはガッツイーグルのトルネードサンダーなどあらゆるものを重力場で飲み込みながら地球へ接近。その重力場の吸引力は極めて強力であり、クラーコフNF-3000のネオマキシマエンジン最大出力でも全く振り切れない。レーダーでも全く感知できないメッセージを伝えるための自身の虚像を世界各地の空に作り出し、地球人に一体化することを要求する。通常のスフィアとは異なりコスモネットを通じずに直接話すことができる。近づく者を内部から破壊光線で攻撃し、ダイナがこれまで倒してきた怪獣たちやスフィア合成獣の幻影をばら撒く。ソルジェント光線はおろかネオマキシマ砲をも防ぐ強力なバリアーを張るが、一方向にしか張れないという弱点をつかれ、先に放たれたネオマキシマ砲を防いだ隙に、ダイナにソルジェント光線を撃たれて大爆発を起こし消滅する。 しかし闇の破壊で生じた重力崩壊がダイナを飲み込み、そのまま別次元に飛ばす。 声:達依久子 劇中では終始ブラックホールの中に隠れたままであり、不鮮明なモノクロ解析映像を除くと確認できるのはソルジェント光線やネオマキシマ砲に対して強力バリアーを張った直後に見える中心核のみ。 デザインは寺井雄二による。造形物は60センチメートル大のものが造られたが、CGでも描写されている。
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