映幻日とは? わかりやすく解説

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えい‐げんじつ【映幻日】

読み方:えいげんじつ

太陽から地平線挟んで真下出現する映日両側に1個ずつ見え線状の像。太陽対す幻日同じく氷晶映日の光を屈折させてできる。高山飛行機などから見られる


映幻日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/09 10:02 UTC 版)

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スキー場にて撮影した映幻日(右中央の縦長の虹)

映幻日(えいげんじつ, Subparhelion)とは、太陽から地平線を挟んで正反対の真下と同じ高度の離れた場所に、のように分光した光の帯が見える大気光学現象のことである。

真の太陽に対して幻日という現象が存在するが、真の太陽の真下にできる映日に対してできる幻日が映幻日である。映日と映幻日の間の視角度は22度である。映日の右側と左側に1つずつ、計2つ出現する。

の中に六角板状の晶がありが弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗のために地面に対してほぼ水平に浮かぶ。この氷晶のある四角形の側面から屈折しながら太陽光が入射し、それが底面で反射し、1つ飛ばして隣の四角形側面から出射して見えると考えられている。屈折2回、反射1回を経る。

地平線下にあるため、普段は見ることができず、飛行機や高山からしか見られない。また、氷晶で太陽光が全反射して見えるため、太陽高度があまりに高いと全反射しなくなって見えなくなる。

屈折を伴うので、光の波長によって屈折率が異なる関係で、太陽光は氷晶を通った後に分光される。幻日と同じように、太陽に近い側が赤色、太陽から遠い側が紫色である。

映日アークが見える場合、映日アークは映幻日を通る。

出典

関連項目


映幻日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/16 04:46 UTC 版)

幻日」の記事における「映幻日」の解説

詳細は「映幻日」を参照 高い山飛行機から見え映日に対して幻日見えることもあり、これを映幻日 (えいげんじつ) と呼ぶ。これは映日の光がさらに氷晶屈折されたものではなく氷晶1つ側面から太陽光入射して氷晶底面反射された後、1つ側面挟んだ別の側面から出てきた光が見えているのである

※この「映幻日」の解説は、「幻日」の解説の一部です。
「映幻日」を含む「幻日」の記事については、「幻日」の概要を参照ください。

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