旧展示車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 02:33 UTC 版)
車両は全て静態保存で、東西二組の展示用線路(本線とは分離)に並べられており、東側(白久駅寄り)には主に電気機関車や電車、西側に貨車が展示されていた。屋根や壁はなく、全て雨ざらしであった。 当初、全ての車両に立ち入ることができたが、機関車と電車は痛みが激しく、段階的に立ち入りが制限され、晩年は周囲が立入禁止となり、近づくこともできなくなった。貨車は最後まで立ち入りができたが、秩父鉄道は2019年4月に鉄道車両公園について、同年5月よりSL関連設備の充実を図るとともに公園内の環境整備を含むリニューアルを行うことを発表、リニューアルにあたり、老朽化が進み安全の確保が難しくなった展示車両は、部品等の一部保存や写真等による資料化の後、5月から7月にかけて、全て解体撤去された。 以下、西から順に記す。 西側線路 ワキ800形有蓋車(ワキ824) テキ100形鉄製有蓋車(テキ117) スム4000形鉄側有蓋車(スム4023) トキ500形無蓋車(トキ502) ヨ10形車掌車(ヨ15) 東側線路 クハニ20形(クハニ29) デハ100形(デハ107) - 車内に史料が展示されていた。 デキ1形(デキ1) ED38形(ED38 1) ワフ51形有蓋緩急車(ワフ51)
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