クハニ20形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 10:19 UTC 版)
「上信電気鉄道デハ20形電車」の記事における「クハニ20形」の解説
川崎車輛製の元豊川鉄道の鋼製車である国鉄モハ1600形電車1601号を1958年(昭和33年)に譲受し、三和車両で一部機器の改造を行って1959年にクハニ21として竣工した。この際車体は手を加えられず、深い丸屋根とお椀型ベンチレーターが特徴的ないわゆる「川造型」のままであり、側面扉はすべて片開き式で3ヶ所。手荷物扱いを行うために荷重2トンの荷物室を設け、台車は種車のTR14から27-MCB-2に変更されている。前述のように1961年には車体更新によってクハ20形クハ22となり、登場からわずか2年程で形式消滅している。
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