上信電気鉄道デハ20形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 02:27 UTC 版)
上信電気鉄道デハ20形電車(じょうしんでんきてつどうデハ20がたでんしゃ)は、かつて上信電気鉄道(現 上信電鉄)に在籍していた直流用電車である。 本項では同様の車体を持つ制御付随車であったクハ20形電車とその前身となったクハニ20形電車についても述べる。
注釈
- ^ 以降上信電気鉄道では1981年に落成した250形までグローブ型のベンチレーターを採用している。
- ^ この際、旧車体は解体されず前面の非貫通構造化ならびに2枚窓化の後近江鉄道クハ1207形の鋼体化改造用に流用された。
- ^ 当初新造車の導入は3両とし、在来車両13両(電動車:6両・制御車:7両)の車体延長を並行して行う計画であった。実際には1964年と1969年に200形を計9両導入し、車体延長工事は本系列のクハニ21→クハ22とデハ10形デハ10の2両に施工されたに留まる。
- ^ 製造メーカーによる形式はゼネラル・エレクトリックがGE-244、ライセンス生産を行った芝浦製作所がSE-102である。上信電気鉄道が導入したのは国産のMT4であったとされる[7]。国鉄ではいずれも端子電圧675 V・定格出85 KWの電動機として扱われたが、上信電気鉄道では端子電圧750 V・定格出力85 KWの電動機として扱っていた[4][8]。
- ^ 鉄道省デハ33535(1926年) → 同モハ1061 → 鶴見臨港鉄道モハ301(1934年) → 同モハ311 → 鉄道省モハ311 → 戦災廃車(1945年)
出典
- ^ 『鉄道ファン』通巻169号 p.39
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻169号 p.40
- ^ a b 『鉄道ピクトリアル』別冊33号 p.40
- ^ a b 飯島 巌「新車ガイド上信電鉄6000形・250形」、『鉄道ファン』244号(1981年8月)、交友社 pp. 巻末
- ^ 『鉄道ピクトリアル』別冊33号 p.39
- ^ 『鉄道ピクトリアル』別冊33号 p.43
- ^ 『鉄道ピクトリアル』別冊33号 p.41
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻169号 p.41
- ^ 西尾 恵介「所沢車輌工場ものがたり(上)」、『RM LIBRARY』30号(2002年1月)、ネコ・パブリッシング pp. 39
- 1 上信電気鉄道デハ20形電車とは
- 2 上信電気鉄道デハ20形電車の概要
- 3 主要機器
- 4 車歴
- 上信電気鉄道デハ20形電車のページへのリンク