日本映画でのエピソードとは? わかりやすく解説

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日本映画でのエピソード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:24 UTC 版)

ニック・アダムス」の記事における「日本映画でのエピソード」の解説

日本では『フランケンシュタイン対地底怪獣』などの特撮映画への出演で特に知られる当時の「東宝新聞」[要文特定詳細情報]では来日した彼について、「よく肥っており、明る性格」とされ、撮影所では「ミフネ三船敏郎)に会うのが夢だ」として、撮影所内を歩き回る姿が報じられている。日本語出来なかったが、本多猪四郎監督も、「非常に勘がよく、演出しやすい俳優だった」と述懐している。『怪獣大戦争』日本語吹き替えつけられる際には、共演者土屋嘉男三船が声を当てるよう頼んだという。 同列SF映画日本招かれラス・タンブリンジョゼフ・コットンなどのハリウッド俳優らが日本人スタッフと交わろうとせずに反発受けたのに対しニック積極的に交流図り共演者らにも人気があった。日本文化にも興味示し日本食進んで口にした。ダイエットと言いながら日本食食べまくっていたといい、ズボンサイズが合わなくなり『怪獣大戦争』劇中何度もズボン引っ張り挙げる仕草見られる『フランケンシュタイン対地底怪獣』ロケでは、昼食抜いてコーヒー1杯だけで済ませていたが、撮影中に倒れてしまい、その後豚汁美味そうにすすっていたという。 『怪獣大戦争』の際には、妻帯者であるにも関わらず水野久美映画役柄そのままに「妻とは離婚するから、結婚しよう」としつこく迫ったという。当時ニック離婚協議泥仕合最中であり、後に娘のアリソンは、このことが帰国後、父の離婚の原因のひとつになったコメントしている[要出典]。 『怪獣大戦争』宣材写真では、ゴジラ共演者水野久美ら)と共にシェー」のポーズとっている。 土屋嘉男とは特に息が合い土屋からは女性に対して挨拶として「もうかりまっか?」、朝の挨拶として「ああ、腹減ったなあ」などの日本語冗談教えられあちこちでこれを使っていたという。離日時には土屋からサイン貰い、「大事に家に飾っておくよ」と約束した土屋本気にしていなかったが、数年後田中友幸訪米した際にニック自宅訪ねたところ、本当に飾ってあったという。 『怪獣大戦争』共演した宝田明も、ニック新宿遊びに連れて行っており、ニック帰国後に映画南太平洋』のスコア送ってもらうなど交流があったという。

※この「日本映画でのエピソード」の解説は、「ニック・アダムス」の解説の一部です。
「日本映画でのエピソード」を含む「ニック・アダムス」の記事については、「ニック・アダムス」の概要を参照ください。

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