日本国内における主な被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:03 UTC 版)
「火山ガス」の記事における「日本国内における主な被害」の解説
1913年9月17日:鹿児島県鹿児島郡東桜島村大字有村(現在の鹿児島市有村町)で母子が火山ガスを吸い込み死亡。翌年1月12日に発生した桜島の大正大噴火の前兆現象であるとされている。 1971年12月27日:群馬県草津温泉スキー場の殺生河原でスキーヤー6人が硫化水素を吸いこみ中毒死。 1976年8月3日:群馬県本白根山を登山中の高崎女子高の生徒が硫化水素を吸い込み倒れ、2人以上が死亡。 1986年 - 1997年:熊本県の阿蘇山・中岳第一火口にて、観光客が7名(発生件数6件)死亡。 1997年7月12日:青森県の八甲田山山麓にて、凹地に滞留していたガスにまかれ、訓練中の自衛隊隊員3名が死亡。 1997年9月15日:福島県の安達太良山の火口付近にて、登山客4名が死亡。安達太良山火山ガス遭難事故を参照。 2000年8月10日 - :東京都の三宅島・雄山にて、火山活動により大量の火山ガスが放出、全島民が避難した(2005年2月より、順次帰島が開始される)。なお、現在も火山ガスの放出が続いており、山頂周辺が立ち入り禁止区域となっている。 2005年12月29日:秋田県泥湯温泉近郊の駐車場で、雪でできた窪地に滞留した火山ガスにまかれ観光に来ていた一家4名が死亡。 2010年6月20日:八甲田山近くにある酸ヶ湯温泉で、根曲竹のタケノコを採りに来ていた女子中学生がガスにまかれ死亡。1997年に自衛隊員が死亡した場所は、南西に約7km離れた地点にある。
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