日本ソムリエ協会認定資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 07:12 UTC 版)
「ソムリエ」の記事における「日本ソムリエ協会認定資格」の解説
認定を受けるとそれぞれ規定デザインのバッジが授与され、資格者として着けることが許される。 マスターソムリエ資格 シニアソムリエの中から、関係者の推薦によって認定される。 シニアソムリエ資格 ソムリエ資格認定後3年以上経過したソムリエで、以下の職務を通算10年以上経験し、第一次試験日においても従事しているものが受験資格を持つ。バッジは葡萄1房に「senior sommelier」と入ったリボンが掛かっているデザイン。色は葡萄部分と文字が金、リボン部分が白。アルコール飲料を提供する飲食サービス ワイン・酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造 アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務 以上の受験資格を持ち、試験に合格したものに与えられる。 ソムリエ資格 以下の職務を通算3年以上経験し、第一次試験日においても従事しているものが受験資格を持つ。バッジは葡萄1房に「sommelier」と入ったリボンが掛かっているデザイン。色は全体が金。アルコール飲料を提供する飲食サービス ワイン・酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造 アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務 以上の受験資格を持ち、試験に合格したものに与えられる。 ワインエキスパート ワインを中心とする酒類、飲料、食全般の専門的知識、テイスティング能力を有するもの 職種、経験は不問 ソムリエ職種に就いていて受験に必要な経験年数に満たないものが、規定の試験に合格すれば認定される。バッジは葡萄1房に「wine expert」と入ったリボンが掛かっているデザイン。色は全体が金。 シニアワインエキスパート ワインエキスパート認定後5年を経過し、年齢30歳以上のものが規定の試験に合格すれば認定される。バッジは葡萄1房に「senior wine expert」と入ったリボンが掛かっているデザイン。色は葡萄部分と文字が金、リボン部分が白。 上記の「ワイン、アルコール飲料を提供する飲食サービス業従事歴」には、仕事の中でワインを扱うものの、その選択を事実上殆ど行わない航空機の客室乗務員なども含まれる。 上記以外にも、ワインの普及に功績のあった人物などに授与される「名誉ソムリエ(ソムリエ・ドヌール)」の称号がある。 なお、以前存在した資格として下記がある。 ワインアドバイザー シニアワインアドバイザー 2015年まではソムリエ受験資格はワイン、アルコール飲料を提供する飲食サービス業に5年以上(日本ソムリエ協会の会員歴が3年以上ある場合は3年以上)従事したことがあるもの、とされていたが、OIV(国際ぶどうぶどう酒機構)で「ワイン・酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、販売、教育機関、酒類製造に従事するもの」もソムリエである、と定義されたことより、ソムリエとワインアドヴァイザーの呼称統一が行われた。このため、ソムリエの受験資格も従来ワインアドヴァイザー受験資格に必要であった通算3年の業務期間に統一された。 以下は、呼称が変更された。 シニアソムリエ シニアワインエキスパート 2019年度よりシニア呼称はエクセレンス呼称に名称変更
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