日本センターの活動
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「国際演劇評論家協会日本センター」の記事における「日本センターの活動」の解説
日本センターの主な活動は次の通りである。 1994年に創刊された演劇批評誌『シアターアーツ』(晩成書房刊、現在は紙の本誌は年1回刊、Webマガジンを毎月更新)を通じ、演劇批評の水準の向上につとめつつ若手評論家の育成を続ける。 年1回優れた著作・論考にAICT賞、若手評論家の未発表の投稿論文にシアターアーツ賞を授与する。 二年に1度のAICT本部主催の世界大会に会員2名を派遣し、我が国の演劇批評周辺の諸問題を報告・討論し、評論家間の国際交流を進める。 公開シンポジウム『シアター・クリテイック・ナウ』を年一回開催し、評論家と芸術家と観客が、現在の舞台芸術が直面する多様な問題を共に考える機会を提供する。 2016年には、日本センター編集で『「轟音の残響」から-震災・原発と演劇-』(晩成書房)を刊行した。 1993年には、初の地方支部として関西支部が設立され、大川達雄初代支部長、市川明、中西理を経て、現在は瀬戸宏が支部長である。関西地区演劇批評の活性化をめざして、関西地区でのシアター・クリテイック・ナウ開催、評論集『阪神大震災は演劇を変えるか』(晩成書房)編集などの活動をおこなってきた。2004年からは演劇批評誌『Act』(あくと)を編集発行している。
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