日本における戦前の年賀切手とは? わかりやすく解説

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日本における戦前の年賀切手

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 03:36 UTC 版)

年賀切手」の記事における「日本における戦前の年賀切手」の解説

世界で最初に年賀切手発行したのは南米パラグアイで、1931年1932年年賀切手として発行されていた。次に発行したのは日本である。日本年賀状元旦配達する年賀郵便特別取扱始まったのは1899年からで、普通官製はがき私製はがき1900年以降)が使われていたが、年賀状使用するための切手葉書発行することはなかった。 昭和入り年賀状取扱い増大したことから、逓信省現在の日本郵政)は、当時大半占めていた私製年賀葉書利用者サービスとして年賀切手発行することになった。これは年賀状可能な限り早く差し出してもらうことも意図していた。最初の年切手は「昭和十一年年賀用切手」で、1935年12月1日発行された。この年切手額面1銭5厘であり、普通切手サイズ一緒であったが、渡辺崋山の「富嶽図」に松竹梅囲み配したデザインであった発行枚数当時としては大量の3億3163万枚100枚シートとは別に企画され20構成小型シートも含む)発行されそのうち年内に約2億5000万枚売りさばかれた。 年賀切手は翌1936年発行されたが、1937年年賀切手同年発生した盧溝橋事件きっかけ日中戦争勃発し日本国内虚礼廃止運動起こって年賀状差出控え傾向顕著になり、用意された3億のうち半分下し売りさばかれなかったため、年賀切手この年限り打ち止めになった。なお、年賀状特別取扱1938年限り廃止になった

※この「日本における戦前の年賀切手」の解説は、「年賀切手」の解説の一部です。
「日本における戦前の年賀切手」を含む「年賀切手」の記事については、「年賀切手」の概要を参照ください。

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