日本におけるロードレース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 05:24 UTC 版)
「ロードレース (自転車競技)」の記事における「日本におけるロードレース」の解説
国際格式のレース UCIアジアツアー対象としてワンデイロードレースのジャパンカップサイクルロードレース、ステージレースのツアー・オブ・ジャパン、ツール・ド・北海道、ツール・ド・おきなわ、ツール・ド・熊野があり、ジャパンカップサイクルロードレースがカテゴリー超級、ツアー・オブ・ジャパンがカテゴリー一級であり他はカテゴリー2級とされている。また、海外の招待選手を加えた個人レースのシマノ鈴鹿国際ロードレース、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが毎年行われている。 全日本格式のレース 日本自転車競技連盟により国民体育大会及び全日本自転車競技選手権大会が個人レースとして、全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレースが個人タイムトライアルとして毎年行われているほか、高校生と女子のみを対象としたステージレースとして全日本ステージ・レースinいわてがある。 社会人自転車競技クラブを対象としたレース 全日本実業団自転車競技連盟により行われるJBCFロードシリーズは、経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップを頂点とし、それに準ずる東日本及び西日本両ロードクラシックなど4大会のほか20大会以上が毎年行われており、その内の15大会前後はJプロツアー、20大会以上はJエリートツアー及びJフェミニンツアー対象レースである。なお、大学自転車競技部もクラブ登録可能である。 大学自転車競技部を対象としたレース 日本学生自転車競技連盟により、文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権自転車競技大会、全日本学生選手権格式のチームロードレース、個人ロードレース、クリテリウムの各大会ほか、年間10戦程度の全日本学生ロードレース・カップ・シリーズが行われている。なお、実業団登録された社会人クラブに所属する社会人も限定的に参加可能である。 高等学校自転車競技部を対象としたレース 全国高等学校体育連盟により、全国高等学校総合体育大会及び全国高等学校選抜自転車競技大会が毎年行われている。 各都道府県自転車競技連盟によるレース 各都道府県個別に独自裁量の多様な形態のロードレースを主管している。 競技者登録を必要としない市民レース 日本自転車競技連盟によるチャレンジサイクルロードレース大会、各都道府県自転車競技連盟による地元未登録カテゴリーレース、日本サイクルレーシングクラブ協会主催の年間シリーズ戦が代表的であり、他にも単独開催又は国際格式レース及び実業団レースとの併催など全国に多数存在し、中でもヒルクライムとエンデューロは我が国の2大ホビーレースといえる。ヒルクライムは単独転倒や集団落車に伴う受傷、機材損傷の危険が低くフィニッシュ後の達成感が大きい事から参加希望者が多く、エンデューロは個人の負担が低く気の合う仲間達と楽しむ要素が大きい為人気が高い。 2010年における競技者数 2010年現在、日本自転車競技連盟へは約5,500名が競技者として登録されているが、人口が日本比1/2のフランスでは約70,000名、1/11のベルギーでは約50,000名、日本同様に自転車競技がメジャーではない英国においても人口比1/2で約11,000名である。
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