ツール・ド・熊野とは? わかりやすく解説

ツール・ド・熊野

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/28 16:55 UTC 版)

ツール・ド・熊野
概要
開催時期 5月~6月の数日間
(2008,2022-24:3日間、2009-19,2025:4日間)
開催地域 日本熊野古道周辺 (和歌山県、三重県)
英語名 Tour de Kumano
分野 ロードレース
カテゴリー UCIアジアツアー2.2
形態 ステージレース
主催者 NPO法人 SPORTS PRODUCE 熊野
歴史
初回開催年 2008年
(ただし、UCIアジアツアーとして、以下同じ)
開催回数 16回(2008-2019,2022-2025)
初代優勝者 清水都貴( 日本)
最多優勝者 フォルトゥナート・バリアーニ( イタリア)(2回)、
岡篤志( 日本)(2回)
直近優勝者 マーク・スチュワート( イギリス)
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ツール・ド・熊野(ツール・ド・くまの、Tour de Kumano)は、世界遺産に登録されている、熊野古道を舞台に、例年5月下旬から6月上旬に3~4日間で開催される自転車競技ロードレースステージレース大会。2008年の開催より、UCIアジアツアー2.2に指定されている。

概要

1999年、『3DAY ROAD 熊野』実行委員会(2007年より特定非営利活動法人 SPORTS PRODUCE 熊野に名称変更)の運営により開催。2008年の開催では、第1ステージは、熊野川の支流である赤木川、第2ステージは、熊野山道、最終ステージは、太地をそれぞれ舞台に行われた。2009年から2019年は初日に個人タイムトライアルが組まれる(2日目以降は2008年の1-3ステージと同様の日程が組まれている)ため、4日間開催となった。2024年以降は2023年の古座川国際ロードレースが雨のため中止されたので開催時期を早め5月中旬開催となった[1]

2020-21年の未開催を経た2022年以降は3日間のステージレースとして開催されている(2023年は悪天候でキャンセルとなった古座川国際ロードレース2023と2日間のツール・ド・熊野2023を合わせて「熊野INTERNATIONAL ROAD RACE フェスタ」として3日間の開催予定であった[2]。) 2024年大会の第1ステージは古座川を舞台とした周回コースとなった。

2025年は新たに印南町を加えた5月8日~11日計4日間のステージレースとして開催され、大会初日2日前の5月6日にはプレイベントとして「和歌山城クリテリウム」が開催された[1]

歴代優勝者

優勝者 国籍
2008年 清水都貴 日本
2009年 ヴァレンティン・イグリンスキー カザフスタン
2010年 アンドレイ・ミズロフ カザフスタン
2011年 フォルトゥナート・バリアーニ イタリア
2012年 フォルトゥナート・バリアーニ イタリア
2013年 ジュリアン・アレドンド  コロンビア
2014年 フランシスコ・マンセボ スペイン
2015年 ベンジャミン・プラデス スペイン
2016年 オスカル・プジョル スペイン
2017年 ホセ・ビセンテ・トリビオ スペイン
2018年 マーク・デマール オランダ
2019年 オールイス・アウラール ベネズエラ
2020年 新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-)により未開催
2021年
2022年 ネイサン・アール オーストラリア
2023年 岡篤志 日本
2024年 岡篤志   日本
2025年 マーク・スチュワート イギリス

注記

  1. ^ a b [https://www.cyclowired.jp/news/node/389890 ツール・ド・熊野2025 記者発表 5月8日~11日開催] シクロワイアード2025年4月9日
  2. ^ 古座川国際ロードレース2023が中止を発表 CycleSports(2023年6月4日、2024年5月14日閲覧)

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