新駅は地域に必要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:03 UTC 版)
建設推進派は、この新駅建設による利便性の向上が、将来に渡ってこの地域の発展に必要なものであるという主張である。 2010年の国勢調査による人口増減率は、栗東市が6.32%増と高水準で、周辺の守山市(8.10%増)、草津市(8.00%増)も高い伸びを示す。「新駅周辺自治体の発展に対応するためには、新幹線の駅が必要」と主張している。 栗東市のHPによる新幹線新駅の必要性と効果は以下の通り。 県南部地域は人口・産業など都市機能の集積が著しく、全国スケールの広域的役割を担う素地を有します。 県唯一の新幹線駅が北に偏在し、米原駅・京都駅間は東海道・山陽新幹線の中で駅間距離が最長であり、県南部地域は新幹線の利便性を享受できていません。 人口減少、少子高齢化、高度情報化、グローバル社会の到来などから、産業構造や都市構造が大きく変改しています。また、分権社会の進展からも、地域自らが特性を活かした魅力を如何に創出するかが問われている中で、「交流」をキーワードとしたまちづくりの装置として新幹線新駅は必要不可欠です。 新幹線新駅は、全国主要都市と直結する「県の新たな玄関口」として、次のような効果が期待できます。都市間との効率的な移動により、通勤・通学をはじめとして、県民の方々の新たな利便性が図れます。 人・もの・情報といった交流が、飛躍的に図れます。 地域の知名度、ブランドイメージのアップにより、人口や観光客の増加と新たな企業立地などが進み、建設・消費・生産などによる地域経済の活性化が図れます。 地域経済の活性化により、新たな雇用の創出と税収入の増加が図れます。 琵琶湖線の複々線化、草津線の複線化が期待できます(新幹線新駅の開業後の駅の維持管理費はJR東海が負担します)。 新駅の計画地周辺は、国道1号や国道8号をはじめとする幹線道路が集中し、自動車の便は極めて良い。そのため自動車で新駅に行く人が多く、当駅利用者は多いと見ている。
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