新駅整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 19:25 UTC 版)
「あいの風とやま鉄道線」の記事における「新駅整備」の解説
「高岡やぶなみ駅」および「新富山口駅」も参照 並行在来線の開業に当たって富山県、沿線自治体で新駅設置の検討が進められ、2011年(平成23年)時点では石動駅 - 福岡駅間、西高岡駅 - 高岡駅間、小杉駅 - 呉羽駅間、呉羽駅 - 富山駅間、富山駅 - 東富山駅間、水橋駅 - 滑川駅間、魚津駅 - 黒部駅間の7か所を候補地としていた。 新駅整備にあたっては幹線鉄道等活性化事業費補助(形成計画事業)を活用し、第三セクターであるあいの風とやま鉄道を主体として、国(鉄道・運輸機構経由)および地方公共団体の補助金を活用して事業が進められている。うち、西高岡駅 - 高岡駅間と富山駅 - 東富山駅間の2駅が具体的に新設に向け事業が進行し、2018年(平成30年)3月17日には前者が高岡やぶなみ駅として開業した。 後者は、2014年(平成26年)6月17日に富山駅 - 東富山駅間の富山貨物駅北側の下冨居地内に建設されることが決定した。場所は県有地10.4ヘクタール内で、ホーム長85 m、相対式2面2線の無人駅となり、改札は跨線橋により東西2ヶ所に設ける。設計費は約8,580万円で、国と富山県、富山市が3分の1ずつ受け持つ。2020年(令和2年)1月に着工され、2021年(令和3年)10月の開業を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大によって、工事着手に必要なJR貨物との協議が一時的に停滞するとともに、要員や資機材の確保が遅れたことによって2022年(令和4年)3月に開業が延期となった。2021年2月17日に駅名が新富山口駅に決定したと発表され、2022年(令和4年)3月12日に開業した。
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