新屋図書館
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秋田市立新屋図書館(あきたしりつあらやとしょかん)は、秋田市新屋大川町にある秋田市立図書館の一つである。1962年(昭和37年)、土崎図書館に続く第2の市立図書館として建設された。現在の建物は2代目で、1998年(平成10年)竣工、秋田公立美術大学のキャンパスに隣接する。また現図書館の開館とあわせて中央図書館明徳館の分館から独立した。建物は本館と国立の旧食糧倉庫を改修した倉庫棟の2棟から構成され、渡り廊下で結ばれている。倉庫棟では一般書・児童書の他に新屋地域の地場産業であった日本酒の酒造に関する本を充実させているのが特徴で、「酒の資料コーナー」では約580冊の資料を所蔵している。また、新屋地区に関する郷土資料も収集、所蔵している。 旧食糧倉庫群は図書館の他にも改修を経て秋田公立美術大学の実習棟、工芸体験棟、地域交流棟等として開放されており(アトリエももさだ)、新屋図書館倉庫棟も含めて2000年(平成12年)12月に登録有形文化財として登録されている。またそれに先立つ1998年(平成10年)には、新屋図書館がグッドデザイン賞を受賞した。 立地は前述の通り秋田公立美術大学のキャンパスに隣接しており、また秋田市立秋田西中学校にも近接する。羽越本線新屋駅からは徒歩約20分ほど、新屋駅北側からは遊歩道が整備されている。バスでは秋田中央交通・羽後交通「美術大学前」バス停が最寄り、下車約5分ほど。 新屋図書館倉庫棟
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