新システム採用の橋梁とは? わかりやすく解説

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新システム採用の橋梁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/09 23:32 UTC 版)

山本卯太郎」の記事における「新システム採用の橋梁」の解説

この跳上橋のことを鋼索型跳上橋といい、栄橋道路橋)・福島新橋道路橋)・末広橋梁鉄道橋)が該当する。 新システム採用末広橋梁において、可動部重量対すカウンターウエイト割合は約 24 48 {\displaystyle {\frac {24}{48}}} である。一方隅田川駅跳上橋場合カウンターウエイト支え鉄骨アーム重量を仮に無視しても、同様の割合は約 75 40 {\displaystyle {\frac {75}{40}}} となる。 ここで、共に山本卯太郎設計橋梁であるが、(同じ可動部重量対する)カウンターウエイト比較してみると 24 48 ÷ 75 40 = 24 48 × 40 75 = 0.2 6 ˙ {\displaystyle {24 \over 48}\div {75 \over 40}={24 \over 48}\times {40 \over 75}=0.2{\dot {6}}} ( なお、 1 4 = 0.25 {\displaystyle {\frac {1}{4}}=0.25} である。 ) であるから 1 4 {\displaystyle {\frac {1}{4}}} までにはなっていないが、 1 4 {\displaystyle {\frac {1}{4}}} 程度軽減されている。 末広橋梁は、隅田川駅跳上橋1 4 {\displaystyle {\frac {1}{4}}} 程度カウンターウエイト機能果たせることになる。 福島新橋についての文献にも、次のような技術的な記載がある。 四国には此で二つの跳上橋出来たわけだが何れも山本卯太郎氏の特許になるもので、今度徳島市土木課が架設した福島新橋可動橋中最も工費低廉な、然も安全第一有効なのであると言はれてゐる。 …(中略)… 本可動橋左右に配置された二個の主桁上部特種連幹各三個配し、此を主桁に桿着し、他の端に針金撚り線の一端定着せしめ、各連幹は三個特種抱絡線を算定して此に接線設置された物で、可動どんなに仰角置かれても、常に反動錘を(橋桁橋桁一端にある回転軸周囲に於て)と平衡を保つ装置であるから昇降用の動力はすべて一定不変である。且つ他の可動橋比し橋桁回転軸橋台運転用鋼索との垂直距離は他のフツクの半径比し、約五倍以上あるから約五分一馬力で、終始一定の動力運転し得る点は最も合理的であり、また最も経済的に出来てゐる。 …(中略)… 本橋山本鋼索自動平衡上橋称し又リンク、バランスバスキュールとも言ひ発明者はすでに日、英、米、独の特許得てゐる。 要する本橋特色は同径間の他の可動橋比し 安全迅速に運転の出来事と 水上交通物を容易に通過せしむる事と 運転馬力僅少なる事等である。 山本式跳上橋山本鋼索自動平衡上橋、リンク・バランス・バスキユールは、鋼索型跳上橋別称である。

※この「新システム採用の橋梁」の解説は、「山本卯太郎」の解説の一部です。
「新システム採用の橋梁」を含む「山本卯太郎」の記事については、「山本卯太郎」の概要を参照ください。

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