火山岩
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火山岩(かざんがん、英: volcanic rock)は、マグマ由来の岩石(火成岩)のうち、火口近くで急激にマグマが冷えて固まったもの。多くは火山から噴出されてできるため、噴出岩(ふんしゅつがん、effusive rock)ということもある。対応する火成岩の深成岩に比べ、岩石中の鉱物の粒が小さいことと、石基を持つ点が異なる。
- ^ a b c 周藤・小山内 2002, p. 8.
- ^ a b 榎並 2013, p. 56.
- ^ 「岩石蓄電 22年にも実用化 シーメンス、10社以上と覚書」 『日本経済新聞』朝刊2020年1月30日(企業3面)2020年2月23日閲覧
斑状組織
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火山岩には、斑晶(英語版)(はんしょう、phenocryst)と石基(せっき、groundmass)が含まれることが多い。斑晶や石基から構成される組織を斑状組織(はんじょうそしき、porphyritic texture)という。 斑晶は、粗粒の結晶で、噴出前にマグマだまり内で結晶化されたものである。石基は、細粒の鉱物やガラスにより構成されている部分のことで、火山噴出時に急冷されることで形成された。
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