整備作業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 08:45 UTC 版)
中韓国交正常化を前後して多くの韓国人が延辺を訪問、歌曲「先駆者」で歌われた琵岩山にも足を運ぶようになり、韓国からの支援も受けながら、観光地としての整備が進んだ。 龍井市政府や社会団体等が松を復元するために1989年、90年、91年、2002年の計4回にわたり松を植えたものの、枯れたり何者かに斬られるなど失敗。2003年3月、龍井市と三・一三記念作業会が樹齢20年あまりの松を植え、移植に成功した。また、1923年に建立、延辺が共産化した頃に破壊された龍珠寺も麓に再建された。 歌曲「先駆者」は、韓国人の抗日独立運動に対するロマンチシズムを刺激、琵岩山一松亭の名を建国後の韓国で広めるのに大きな役割を果たしたが、作詞した尹海栄と作曲した趙斗南の「親日行跡」が明らかになるなか、韓国人が建立した歌碑が地元政府に削られるなどしている。 1991年、「先駆者塔」が建立される。 1992年7月中旬、「先駆者塔」が撤去される。 1996年、巨済地域の企業家が「故郷の春歌碑」を建立。 1999年8月8日、琵岩山中腹に「女性作家姜敬愛文学碑」が建てられる。 2000年6月、韓国の一企業家が「パンガプスムニダ歌碑」を建立。 2000年8月15日、龍井市海外聯誼会と韓国・釜山一松会が琵岩山の登り口に「琵岩山」碑を建立。 2002年4月1日、龍井市重点文物保護単位に指定。 2003年、韓国・慶尚南道の巨済市が龍井市と姉妹市関係を結んだことを記念、巨済地域の企業家の手によって一松亭に建てられた「先駆者歌碑」が削られる。 2003年10月、「パンガプスムニダ歌碑」、「故郷の春歌碑」の碑文が龍井市文化局の手で削られる。 2004年4月、龍井市は「先駆者歌碑」に「龍井讃歌」を、「故郷の春歌碑」に「琵岩山チンダルレ」を、「パンガスムニダ歌碑」に「龍」 の字を彫る。
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