整備体系による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 07:08 UTC 版)
「高規格幹線道路」の記事における「整備体系による分類」の解説
高規格幹線道路(約14,000 km)の路線については、各項目の路線名表を参照。 国幹道法に基づく高規格幹線道路(国土開発幹線自動車道〈国幹道〉)国土開発幹線自動車道建設法に基づき建設することが定められた高規格幹線道路の1つ。現在の総距離は、未開通区間も含め11,520 kmとなっている。予定路線のうち基本計画が決定した区間から順次政令で高速自動車国道の路線を指定する。 高速自動車国道:(A路線)高速自動車国道法第四条(高速自動車国道の意義及び路線の指定)に基づく、高速自動車国道の路線を指定する政令でその路線を指定されたもの。本来、国道の建設及び管理は道路管理者である国土交通大臣が行うことになっているが高速自動車国道については法令により東日本・中日本・西日本の各高速道路会社(民営化以前は日本道路公団)に委任されている。 高速自動車国道として建設すべき道路の予定路線(国土開発幹線自動車道の予定路線を除く)のうちから政令でその路線を指定したもの成田国際空港線、関西国際空港線、関門自動車道、沖縄自動車道の4路線が指定されている。 高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路:(A'路線)本来高速自動車国道で整備される路線のうち全区間整備の必要性は低いが、部分的にこれに並行して混雑解消や山間部の隘路解消のため一般国道の整備が急務となっている一部区間を先行整備した道路。高速自動車国道へ編入されることもある。税金(国土交通省整備の場合、国と県の建設費負担は2対1。)又は追加で東日本・中日本・西日本の各高速道路会社(民営化以前は日本道路公団)等から建設費を投入されて建設。 国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路(一般国道の自動車専用道路):(B路線)道路法第48条の2に基づき、国土交通大臣が指定した道路。一般国道のバイパス道路となるため建設費用負担はA'路線に準じる。現在の総距離は、未開通区間を含め約2,480 kmとなっている。 本州四国連絡道路B路線に準じる。総距離は約180 km。
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