持株会社体制への移行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:40 UTC 版)
2011年3月18日、取締役会において持株会社体制へ移行することについて本格的に検討することを決議し、その後、持株会社となった。同年、丸梅(孫会社。資本金3億円)の商品先物取引業を廃止し、同社を解散・清算した。同年8月24日、相鉄フレッサイン日本橋人形町(ビジネスホテル)を建設し、相鉄インに賃貸する事を発表。工事価格は5億7699万円(消費税別)であった。年間4000万円の、売上原価控除後の営業総利益を見込んだ。 2012年5月下旬、子会社のフジトミは、子会社のエコ&エコの全保有株式を、同社社長の安永正弘氏に3750万円で譲渡。同年9月5日、ロイヤルコート日本橋人形町(賃貸マンション)を建設し、生和不動産保証に賃貸する事を発表。年間2000万円の、売上原価控除後の営業総利益を見込んだ。同年10月26日、子会社のフェニックス証券(資本金10億円)が店頭FX事業から撤退し、金融商品取引業を廃止する事を発表。2013年1月28日、同社の金融商品取引業廃止の手続きが完了し、その後同社を解散・清算した。 2015年2月27日、三新電業社の株式を取得し、子会社化。取得価格は1億6000万円(概算額)であった。同年6月12日、子会社の共和トラスト(資本金7億円)が商品先物取引業を廃止する事を発表。同年9月30日、商品先物取引業廃止の手続きが完了し、その後同社を解散・清算した。 2017年7月6日、子会社のフジトミが自社の代理店事業とのシナジー効果を見込み、エイチ・エス損害保険などから株式を取得(取得価格は969万円)し、エイチ・エスライフ少額短期保険を子会社化(小林洋行の孫会社化)。2018年3月1日、同社はふくろう少額短期保険に商号を変更。2019年8月14日、フジトミは赤字額の拡大と、今後の業績回復が困難であるという見込みから、ふくろう少額短期保険の全株式をくふうカンパニーに譲渡する事を発表。2020年3月下旬に同社は株式譲渡を実行し、特別利益を6100万円計上した。 2021年5月13日、同年8月1日に子会社の(株式会社)フジトミが、「フジトミ証券株式会社」へと商号を変更する事を発表し、実施した。 同年10月27日、フジトミ証券を完全子会社化する事を発表。方法は、フジトミ証券の株主が保有する同社の株式と、小林洋行の(新規発行される)株式とを交換するというものだ(フジトミ証券の株式1株に対して、小林洋行の株式0.98株が割当交付される)。当施策が実施される事で、①小林洋行によるフジトミ証券への積極的な資金的援助②同社の完全子会社である小林洋行コミュニケーションズのインターネット広告事業における、SEO対策サービスに関するノウハウをフジトミ証券において活用することが可能となること、などが見込まれた。
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