戦闘に至るまでの経緯とは? わかりやすく解説

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戦闘に至るまでの経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/06 06:21 UTC 版)

カルダーの戦い」の記事における「戦闘に至るまでの経緯」の解説

マラーター王国ニザーム王国第三次マイソール戦争共闘し、1792年にはマイソール王国事実上降伏させ、それぞれ領土割譲受けた。だが、マイソール王国弱体化脅威消えたため、両国互いに敵対姿勢あらわにし、1794年以降それは顕著となったさて、先の戦争イギリスマラーター王国ニザーム王国との3者同盟結成した存在だったが、今回中立立場をとった。強大なマラーター対しベンガル南インド覇権握りつつある英国脅威感じていたが、ベンガル総督ジョン・ショアはニザームフランスとの関係見て両者争いには中立立場をとるように方針をとった。とはいえマラーターもまたニザーム同様にフランスつながり持ちフランス式軍隊訓練受けていた。 先に動いたのはニザームの側であったニザームマラーター対決するため、ビーダル宮廷移動し大軍集めはじめたイギリスはこの軍事行動をやめるように説得したが、すべて無駄に終わったニザームマラーター激突はもはや避けられないところに来ていた。 同年12月ニザーム軍勢ビーダル離れマラーター王国宰相プネー向かって進撃したニザーム軍勢ゆっくりと進行し、これに対しマラーター軍も迎撃向かったニザームの軍90,000人から110,000人に対しマラーター王国軍勢は有力諸侯シンディア家ホールカル家、ボーンスレー家の援軍加勢していたので130,000であった両軍ともに軍勢進行遅くニザームの方はハーレム連れ狩猟しながら進軍していた。この間双方賄賂諜報活動通して相手の軍を錯乱させようとした。ニザームマラーター側諸侯シンディア家、およびマラーター側フランス人軍事顧問買収しようと、1万ルピー費やしたマラーターナーナー・ファドナヴィースのもと、ニザーム側の同調者に声をかけ、こちらは7ルピー費やした

※この「戦闘に至るまでの経緯」の解説は、「カルダーの戦い」の解説の一部です。
「戦闘に至るまでの経緯」を含む「カルダーの戦い」の記事については、「カルダーの戦い」の概要を参照ください。

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