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或阿呆の一生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/17 05:16 UTC 版)

或阿呆の一生
作者 芥川龍之介
日本
言語 日本語
ジャンル 短編作品
発表形態 雑誌掲載
初出情報
初出 改造改造社 1927年10月号
刊本情報
収録 『芥川龍之介全集 第4巻』 岩波書店 1927年
西方の人』 岩波書店 1929年12月 画:小穴隆一
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或阿呆の一生』(あるあほうのいっしょう)は、芥川龍之介作の短編作品。雑誌『改造』1927年10月号に掲載された。

1927年の芥川自殺後に見つかった文章で、51のごく短い断章から成る。芥川が自身の人生を振り返って書き遺したものとされ、一種の自伝である。友達への遺書の中に、この事が詳しく記されてある。冒頭部分には久米正雄宛ての文章がある。

「先輩」として谷崎潤一郎[1]、「先生」として夏目漱石、発狂した友人として宇野浩二が登場する。

出典

  1. ^ 芥川龍之介「5」『河童・或る阿呆の一生』1966年12月17日、174頁。ISBN 978-4-10-102506-3https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/19_14618.html2018年8月25日閲覧 本作の第五項『我』の文中の「彼の先輩」という言葉に註が付けられており、「谷崎潤一郎のこと。」とある

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