成熟度モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 02:02 UTC 版)
「能力成熟度モデル統合」の記事における「成熟度モデル」の解説
CMMI (能力成熟度モデル統合) は、組織がプロセスを定め洗練するための手段である。最初のCMMはソフトウェア開発プロセスを確立し洗練することを目標としていた。成熟度モデルは、効果的なプロセスのさまざまな特性を構造化して記述した体系である。カーネギーメロン大学 (CMU) のCMMI研究所はCMMIの公式文書を公開しており、この中には日本語の公式訳もある。この日本語訳は、ソフトウェアプロセス改善に関する企業コンソーシアムであるJASPIC (日本SPIコンソーシアム)が翻訳作業を実施したものである。いずれも無償でダウンロード/閲覧することができる。 成熟度モデルが提供するものは次のとおりである。 何から着手すべきか ソフトウェア開発コミュニティが以前に経験したことから得られた成果 共通の言語と、ビジョンの共有 実行の優先順位づけの枠組み 自分たちの組織にとって改善が意味することを明確にする方法 成熟度モデルは、同等の能力をもつと思われる複数の組織を評価するベンチマークとして使うことができる。
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