レベル2 管理された
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/20 02:02 UTC 版)
「能力成熟度モデル統合」の記事における「レベル2 管理された」の解説
成熟度レベル2の組織はソフトウェア開発などの成功を反復して実行することができる。このレベルの組織では、組織の全てのプロジェクトにおいて反復が実現できているとは限らない。このレベルの組織では、何らかの基本的なプロジェクト管理を行い、費用と予定 (スケジュール) を管理している。 レベル2のプロセスの規律を実行することにより、これまで行ってきた実践は今後も意識して行われ続けられる。これまで行ってきた実践は今後も首尾良く行われる場合、プロジェクトは文書化された計画に従って実行され管理される。 プロジェクトの情況や納品物の引渡しなどは、事前に定めておいた時点 (メジャーマイルストーンやメジャータスクの完了など) での管理を通して明確になる。 基本的なプロジェクト管理プロセスが確立し、費用、予定、開発対象の機能を管理する。レベル2のプロセスの最低限の規律は、過去の類似した分野と範囲をもつプロジェクトの成功を、反復することである。このレベルでは、費用もしくは納品予定日を超過するという大きなリスクは依然として存在する。
※この「レベル2 管理された」の解説は、「能力成熟度モデル統合」の解説の一部です。
「レベル2 管理された」を含む「能力成熟度モデル統合」の記事については、「能力成熟度モデル統合」の概要を参照ください。
- レベル2 管理されたのページへのリンク