志穂【シホ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7954号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | 志穂 よみ:シホ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 4月 2日 | |
品種登録者の名称 | 砂田米男 | |
品種登録者の住所 | 兵庫県津名郡東浦町久留麻620 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 砂田米男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ノラ」の枝変わりであり,花はピンクの地色に濃橙赤色の条が入る垂咲で,かなり大輪の切花向きの品種である。草姿は直立,開花時草丈はかなり高,節数及び茎の長径は中,茎の硬さはやや剛,色は中央部の色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,1茎の側芽及び側枝数は少,側枝の着生位置は主に中部,節間長は長,最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻く,最大葉長は中,幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は楕円形,大きさは大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲,花径はかなり大,花色は表面の地色がピンク(JHS カラーチャート0103),複色模様色は濃橙赤(同0707),裏面の花色は淡ピンク(同0102),色彩模様は条,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さはやや浅,数はやや少,花弁の長さはやや長,幅はやや広,数はやや多,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや長,がくの形は鐘形,がく筒の色は灰緑,太さはやや太,長さはやや長,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性は中性,がく割れの難易性は極難である。「ダーピミール」と比較して,つぼみの形が楕円形であること,花弁鋸歯の深さが浅いこと,花弁鋸歯の数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に育成者の温室(兵庫県津名郡東浦町)において,「ノラ」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年に特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「サンド」であった。 |
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