復活と終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 09:23 UTC 版)
TVシリーズ終了後も人気は衰えず、1985年2月に2時間のTVムービー「ベラルス・ファイル」(The Belarus File)で復活。他のレギュラー陣も、当時Knots Landingにレギュラー出演していたクロッカー役のドブソン以外が勢揃いしたが、その年の10月にスタブロス役のジョージが白血病で死去。2年後の1987年2月に再び2時間のTVムービー「幼児殺人・不倫の代償」(The Price of Justice)が制作され、この作品でコジャックは警部補から警部に昇格したが、コジャック以外のレギュラーメンバーは不在だった。 1989年秋、ABCはこの年の2月にスタートした2時間のドラマ枠「ABCミステリー・ムービー」を土曜21:00の激戦区に移動するにあたり、「新・刑事コロンボ」「B.L.ストライカー」に続く目玉として、コジャックの新シリーズをスタートさせた。このシリーズではコジャック以外のレギュラー陣は一新され、デビュー間もないアンドレ・ブラウアーがコジャックの部下の若手刑事ウィンストン・ブレイク役で、またサバラスの実娘・キャンディスがコジャックの秘書パメラ役で出演した。ゲストでは第2話でドン・キングが本人役でカメオ出演したり、第4話ではかつてレギュラー出演者だったドブソンが「クロッカー検事補」役で出演したが、「ABCミステリー・ムービー」は視聴率が振るわずこの第2シーズンで打ち切りとなり、コジャックの新シリーズはわずか5回で終了となった。 サバラスの死後から10年以上が経過した2005年、アフリカ系黒人俳優ヴィング・レイムス主演でコジャックのリメイクが製作された。他のレギュラー陣の役名も「マクニール」「クロッカー」が復活(演じたのはチャズ・パルミンテリとマイケル・ケリー)、棒付きキャンディーやキメ台詞の "Who loves ya, baby?" といったアイテムも見られたが、シリーズは2ヶ月で終了した。
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