影響及び尊敬する人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 10:12 UTC 版)
愛聴しているミュージシャンおよび音楽グループとして、ASIAN KUNG-FU GENERATION、BUMP OF CHICKEN、The Cure、THE NOVEMBERS、People In The Box、RADWIMPS、ザ・ウィークエンド、スピッツ、椎名林檎、平沢進を挙げている。中でも影響を受けたミュージシャンとして、BUMP OF CHICKENとRADWIMPS、平沢進についてインタビューやラジオ番組にて語っている。また、RADWIMPSとは2015年に一度共演している。 中学時代は、当時の流行していたアジカンなど邦楽バンドの曲を聴き、18歳から19歳頃はトーキング・ヘッズのOnce In A Lifetime、カニエ・ウェストのStronger、ヴァンパイア・ウィークエンドなど多様な曲を聴いていた。特にヴァンパイア・ウィークエンドのデビュー・アルバムの収録曲の「A-Punk」は「スカスカでへなちょこな感じなんだけどメロディが綺麗で。必要な物しか残していない合理性に衝撃を受けた」とラジオで語っている。 同じくボカロPであり、友人であったwowakaからの影響を公言しており、「ワールズエンド・ダンスホール」を聴いた際には食事が喉を通らなくなったとブログで語っている。 スタジオジブリのアニメーション監督の宮崎駿の原作漫画『風の谷のナウシカ』を幼少期から読み返しており、自身の死生観に強い影響を受けているとしている。27歳の時に『毛虫のボロ』のイベントで本人と立ち話した際、何を話せばいいか言葉が詰りジブリスタッフから年齢を聞かれ「27歳です」と答えたところ、宮崎駿から「27か。27年なんてついこの間だね。」と返され、「ああ、これが宮崎駿なんだな。」と感じて感動したと、スタジオジブリ総プロデューサーの鈴木敏夫のラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(TOKYO FM)にて鈴木敏夫に語っている。 音楽活動を始めた18歳の前頃に聴いた、平沢進の「MOTHER」が、「人生を変えた一曲」であるとラジオ番組にて答えており、「平沢進の楽曲はどれも聴いたことのない音楽性ですごく影響を受けた」と話している。ニコニコ動画で自分が音楽投稿を始める前に、90年代よりデジタル及びインターネットの発展に注力した音楽活動を自社で行ってきた平沢進がニコニコ動画の初期より既に絶大な人気を博していた為、それにより存在を知ったと語り、「中でもこのMOTHERという曲は、本当に聴いた事ないような新しい音楽なんだけども、どこかに懐かしさ、郷愁感を宿している。そこには何か普遍的な何かがあると思った」、「ものすごいバランス感覚で成り立っている音楽だなと、自分の音楽でもバランス感覚を大事にしようと、この時に初めて思えた」と当時の心境を話している。本人と接触は無く、『仮面ライダードライブ』の俳優でもあるラジオ番組MCのクリス・ペプラーから「会ってみたいとか思う?」と聞かれ、「逆に、本当に尊敬する人には会いたくない」と語っている。クリス・ペプラーは、「そうなんだよね。本当に尊敬する人って、食い入るように見ちゃうもんね。」と答えた。
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