形態・生理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/07 15:01 UTC 版)
背鰭は4-6棘34-39軟条、臀鰭は31-35軟条。体色は茶色で、体側には大きな色の濃い斑点が2-3列並ぶ。第一背鰭の上部は黒みがかる。雌の場合最大35cm、雄は最大28cm。 血液中に糖たんぱく質を蓄えており、これにより寒冷な海に適応していると考えられている。また、熱ショックタンパク質が全く発現しないことが分かっており、極低温の環境で進化する間に遺伝子、またはその発現機構を喪失したと考えられる。
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形態・生理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 00:41 UTC 版)
体は大きく頭胸部・腹部・尾剣に分けることができる。背甲は馬蹄形で灰緑色から暗褐色。雌雄は似ているが、雌は雄より 25-30 % 大きくなり、最大で60 cm程度になる。脚は脱皮により再生することがある。 背甲には藻類・ヒラムシ・貝・フジツボ・コケムシなど様々な付着生物が付くため、'living museums' などと呼ばれることもある。本種の豊富な地域ではよく背甲や脱皮殻、またはその破片などが波打ち際で見られる。 腹面には6対の脚があるが、最も前方の鋏角は頭胸部中央の口に餌を渡すために用いられる。その次の脚は触肢であり、歩脚として用いられるが、雄では交尾中に雌を押さえるために鉤爪状となっている。残り4対は歩脚である。脚先は鋏となるが、最も後方の脚は体を押し出すために葉状になっている。 脚の後方にはさらに6対の付属肢がある。最初の1対は蓋板と呼ばれ、生殖孔がある。蓋板の形状はアジア産のカブトガニと異なっており、容易に区別できる。残る5対は書鰓と呼ばれる平板状の構造となっている。これは水中での呼吸に用いられるが、陸上でもこの部分が湿っていれば短時間は呼吸することができる。 他の感覚器官として、腹面の単眼の近くに小さな化学受容器がある。
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