当初のキャスティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:45 UTC 版)
「ワンス・アポン・ア・タイム (テレビドラマ)」の記事における「当初のキャスティング」の解説
パイロット版のキャスティングにおいて、製作側が脚本を送ったメインキャストの第1候補俳優の全員が出演を承諾した。ブルー・フェアリー(準レギュラー)の役はレディー・ガガにオファーしたが、無返答だった。 ジニファー・グッドウィン(白雪姫 / メアリー・マーガレット・ブランチャード 役) ジニファー・グッドウィンは『Big Love』(HBO局)の仕事を終えて間もなく、本作への出演が決まった。『Big Love』終了後、向こう1年に製作される多数の映画の脚本を読んだがどれも気乗りがせず、テレビドラマのパイロット脚本を読んでみたがやはり「これがやりたい」と思うものがなかった。そのような状況の中で本作のパイロット脚本を読んだところ、「これは絶対にやらなければいけない」と思ったという。グッドウィンは実は以前から「いつか白雪姫の役をやりたい」と公言していたが、本作の白雪姫は『グリム童話』版やディズニー版などで出来上がっていたイメージから抜け出した活動的かつ視聴者にとって身近な新しいキャラクターになっており、それを演じられることに喜びを感じると語っている。なお、ホロウィッツとキッツィスは『Big Love』の大ファンでもあり、グッドウィンを頭に描きながら白雪姫の登場シーンを書いたという。 ジョシュ・ダラス(プリンス・チャーミング / デヴィッド・ノーラン 役) ジョシュ・ダラスは本作のプリンス・チャーミングについて、従来よりも現実的・人間的なキャラクター設定が気に入っていると述べている。チャーミングには人民にとっての王子として王国を統治する務めがあるとともに、家族も守らなければならず、普通の人間としてスノーと大恋愛をする。 ジェニファー・モリソン(エマ・スワン 役) 2011年3月、ジェニファー・モリソンが主人公エマ・スワン役として発表された。彼女は自分のキャラクターについて「赤ん坊の時に捨てた、やや感情的障害を持つ息子ヘンリーを助ける」「おとぎ話の世界が実在するとはまだ信じていない」役柄だと説明した。 ジャレッド・S・ギルモア(ヘンリー・ミルズ 役) エマの配役と同時に、彼女の息子ヘンリーをジャレッド・S・ギルモア(『マッドメン』)が演じることが発表された。 ラナ・パリラ(悪い女王 / レジーナ・ミルズ 役) 2011年2月、ラナ・パリラが”悪い女王”ことレジーナを演じると発表された。彼女は自分のキャラクターについて、悪い女王と養母としての2つの物語が描かれる中で、養母なら誰でも感じるであろう「実母に息子を奪われるかもしれない」という脅威が感情移入に繋がるのではないかと述べた。 ロバート・カーライル(ルンペルシュティルツキン / ミスター・ゴールド 役) 2011年3月、ロバート・カーライルがルンペルシュティルツキンを演じることが発表された。このキャラクターはカーライルを想定して作られたが、まさか出演を承諾してくれるとは思わなかったという。ホロウィッツは、カーライルの撮影初日の拘留シーンにおける演技は圧巻(mind-blowing)だったと語った。カーライルによるルンペルシュティルツキンを初めて見たジニファー・グッドウィンが文字通り跳び上がるほど凄かったという。
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