庵野の独立とは? わかりやすく解説

庵野の独立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:53 UTC 版)

ガイナックス」の記事における「庵野の独立」の解説

辞任した澤村代わり、もう1人代表取締役だった山賀博之社長引き継いだ2001年には『まほろまてぃっく』シャフト共同制作)、2003年には『プリンセスメーカー』のアニメ化作品である『ぷちぷり*ユーシィ』(AIC共同制作)を発表するなど、他社との共同制作ながらもテレビアニメシリーズ元請実績重ねOVA『フリクリ』2000年-2001年プロダクションI.G共同制作)も話題となった2003年には本社武蔵野市中町2丁目から小金井市本町6丁目移転武蔵小金井駅南口第1地区第一種市街地再開発事業に伴い2006年には小金井市梶野町1丁目に設けた仮設社屋に再移転した同時期、『熱風海陸ブシロード』のアニメーション制作担当予定することが発表されたが、原作者死去に伴い企画自体凍結となった2004年から2006年にかけて、ガイナックス設立20周年記念作品として単独元請OVAシリーズトップをねらえ2!』を発表した。この時期ガイナックス経営取引先である大手2社増資と『エヴァンゲリオン』のパチンコ化による収入得て持ち直した創業時から作品制作主軸務めてきた庵野秀明は、脱税事件きっかけ取締役就任し経営改革乗り出したが、給与体系社内システム改善進言しても自身意見顧みられず、なお続くガイナックス放漫経営に強い不信感抱いた庵野自身意思経営反映しスタッフ資金分配できる場が必要だ考え2006年9月アニメ制作スタジオカラー」を設立し、翌2007年10月にはガイナックス取締役辞任して退社庵野追随して主力スタッフ鶴巻和哉摩砂雪らもカラー移籍した。この時、庵野ガイナックス時代に手がけたエヴァンゲリオン版権カラーが持つ形となり、2007年9月公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』以降『新世紀エヴァンゲリオン』再構築シリーズヱヴァンゲリヲン新劇場版)は、カラー自己資金製作した一方ガイナックスは、庵野在籍中手がけた作品商品化引き続き行う契約を結び、その収入から使用料カラー支払うとした。

※この「庵野の独立」の解説は、「ガイナックス」の解説の一部です。
「庵野の独立」を含む「ガイナックス」の記事については、「ガイナックス」の概要を参照ください。

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