庵野秀明の起用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:26 UTC 版)
「風立ちぬ (2013年の映画)」の記事における「庵野秀明の起用」の解説
スタジオジブリの鈴木敏夫に対して、アニメーション監督の庵野秀明が「零戦が飛ぶシーンがあるなら描かせてほしい」と申し入れている。仮に庵野の参加が正式決定していれば、1984年公開の『風の谷のナウシカ』以来の宮崎作品への参加となるはずだった。しかし、宮崎は、作画スタッフとしてではなく本作の主人公として出演するよう、庵野に要請した。庵野は困惑しつつもオーディションを受けたが、その直後に宮崎から改めて出演を依頼されたため、庵野も出演を受諾した。宮崎は主人公のイメージとして「早口である」「滑舌がよい」「凛としている」の3つを挙げており、庵野を選んだ理由として「いい声だからでなく、存在感で選んだ」としている。なお、庵野にとって声優参加作品としては『フリクリ』のミユミユ役以来、主演映画作品としては『帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令』以来となる。
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