幼少期~軍人時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:31 UTC 版)
「アーサー・シャウクロス」の記事における「幼少期~軍人時代」の解説
アーサーはメイン州キタリーにて4人兄弟の長男として生まれた。幼いころに家族とともにニューヨーク州 ウォータータウンに引っ越した。 彼は小学校の最初の2年間は「A」と「B」の成績だったが、後のテストでIQ86という結果が出た。いくつかのテストでもアーサーの知能は標準以下あるいは「知恵遅れすれすれ」であるという結果が出た。しかし、陸軍入隊時の知能テストでは、平均をわずかに上回る105、除隊時には108を記録した。 これは、1990年の裁判中に受けた知能テストでもほぼ同様でIQ107であった アーサーは幼少期を通して、頻繁におねしょをしていた。 母親から直腸に異物を挿入されるという性的虐待を受けており、9歳の時には母親にオーラルセックスをされた。中学校の時には姉妹と性的関係を持っていた。 学校でのアーサーは暴力的ないじめっ子と評判だった。 1960年 高校を中退した。 1967年4月 徴兵されて21歳で陸軍に入隊した。 この時、アーサーは彼の最初の妻と離婚し、18ヶ月の息子の親権を放棄した。この息子とは生涯会う事はなかった 。 入隊後の彼は、ベトナム戦争に派遣され、「ベトコンへの警告として女性の頭部を切断して頭を木に釘で打ち付けた」などグロテスクな戦闘の様子を自慢したが、実際には戦闘に参加したことはなかった 。 ベトナムを去った後、彼は武器等の整備担当としてオクラホマ州ロートン のフォートシル基地に駐留した 。同時期、彼の2番目の妻リンダは、アーサーが火をつける事に対して愉悦を感じている様子を見て恐怖をおぼえていた。陸軍の精神科医は、アーサーが火をつける事から「性的楽しみ」を得ていると彼女に説明した 。
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