年間総合優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 08:54 UTC 版)
「四国アイランドリーグplus」の記事における「年間総合優勝」の解説
2006年度以降の2シーズン制では、前期・後期それぞれの優勝チームが年間優勝を賭けてリーグチャンピオンシップを争う。前期、後期とも同じチームが優勝の場合は、年間勝率2位のチームとのリーグチャンピオンシップとなる。また、2シーズン制の制約で、前後期の優勝チームが異なる場合でも年間優勝チームが年間勝率1位ではないケースが発生する。 リーグチャンピオンシップでの延長戦の扱いは年度によって以下のように変わっている。なお、実際に初めて延長戦が行われたのは2009年(第2戦)である。2006年と2009年以降 - 原則として実施するが、使用球場の条件によってある時間以降は新たなイニングに入らない。 2007年・2008年 - 初戦からどちらかが王手をかけるまではレギュラーシーズン同様延長戦を行わない。王手をかけてからは延長戦を実施(ただし、使用球場の条件によって制限あり)。 また、2009年のリーグチャンピオンシップからは優勝の条件が細かく定められ、5試合終了時に引き分け等によっていずれかが3勝していなくてもその時点の勝敗で優勝を決定 5試合終了時に対戦成績五分の場合は、予備日に1試合を実施してその勝敗で優勝を決定 雨天等で予備日を含めて日程を終了できなかった場合はその時点の勝敗で優勝を決定 予備日を含めて対戦成績が五分の場合は下記の順に優位なチームが優勝チャンピオンシップの失点率(総失点÷総イニング数) 当期公式戦年間通算勝率 当期公式戦の該当カードの対戦成績 とされた。この条件は、後述の試合数変更後も(チャンピオンシップの実施試合数・勝利数の箇所を除いて)そのまま受け継がれている。 2019年に開催試合数や開催球場に変更があったため、これらの点については2018年までと2019年以降(2020年は除外)に分けて説明する。 2007年 - 2018年 全5試合3戦先勝制。前後期を連覇した場合、前期、後期の両ステージとも優勝したチームに1勝のアドバンテージが与えられるため、年間1位チームは試合で2勝すれば年間総合チャンピオンとなった。 前後期優勝チームと年間勝率2位チームの対戦となる場合の主催試合については、2012年までは年間勝率2位チームが第1戦、前後期優勝チームが第2戦以降で両チームが必ず1試合は開催する方式であったが、2013年からは前後期優勝チームが最初の2試合、年間勝率2位チームが第3戦以降を開催する形に変更され、年間勝率2位チームは連敗するとホームゲームがおこなえなくなった(実際に適用されたのは2014年が最初)。2016年度のリーグチャンピオンシップは前後期優勝した愛媛が2勝0敗で制し、初めて1チームのホームゲームのみで終了した。前期を徳島が制した2017年は、後期優勝チーム決定前の9月2日の時点で、初戦は徳島ホームながら、愛媛が出場する場合に限って第2戦・第3戦を愛媛ホーム、第4戦以降を徳島ホームで実施すると発表された。実際には香川が後期優勝したため適用はなかった。 2019年以降 2019年5月30日のリーグ発表において、2019年のチャンピオンシップ開催要項が明らかになった。それによると、全3試合2戦先勝制となる。前後期を連覇したチームには従来同様1勝のアドバンテージがあり、試合で1勝すれば年間総合優勝となる。 開催球場は、第1戦は前期優勝チーム、第2戦は後期優勝または年間勝率2位チーム(前後期連覇したチームが出る場合)、第3戦は出場チームのうち年間勝率が高いチームのホームでの開催となる。 2シーズン制に復した2021年も2019年と大筋では同じだが、第2戦の開催球場は「後期優勝チーム」のみとなっており、前後期優勝チーム対年間勝率2位チームの場合は前後期優勝チームのみがホームゲームを実施する形となる。第3戦の開催球場は前期優勝チームのホームに変更された。2021年7月21日に発表された開催要項では、チャンピオンシップに「トリドール杯」という冠称が付くことが明らかにされた。2022年度も2021年と同じ規定が適用される。
※この「年間総合優勝」の解説は、「四国アイランドリーグplus」の解説の一部です。
「年間総合優勝」を含む「四国アイランドリーグplus」の記事については、「四国アイランドリーグplus」の概要を参照ください。
- 年間総合優勝のページへのリンク