常盤橋御門・常磐橋の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:35 UTC 版)
「常盤橋 (日本橋川)」の記事における「常盤橋御門・常磐橋の歴史」の解説
1606年(慶長11年) - 江戸城外郭工事が始まる。 1629年(寛永6年) - 出羽・奥羽の大名により外郭諸門(日比谷・数寄屋・鍜冶橋・呉服橋・常盤橋・神田橋・雉子橋)が築かれる。 1657年(明暦3年) - 大火、常盤橋門・常磐橋が修復される。 1703年(元禄16年) - 地震、常盤橋門・常磐橋が修復される。 1806年(文化3年) - 火災、常盤橋門・常磐橋が修復される。 1849年(嘉永2年) - 大地震、常盤橋門・常磐橋が修復される。 1855年(安政2年) - 大地震、常盤橋門・常磐橋が修復される。 1873年(明治6年) - 常盤橋門渡櫓(わたりやぐら)・冠木門(かぶきもん)などが撤去され、桝形石垣は残る。 1877年(明治10年) - 桝形石垣の多くは取り壊され、小石川橋門の石垣の一部を使って石橋「常磐橋」が造られる。 1917年(大正6年) - 戸川残花(とがわざんか)翁が市役所に常盤橋見附の保存を懇願。 1923年(大正12年) - 関東大震災後の大正15年に新たに常盤橋と新たな道路が建設され、道路によって桝形石垣の一部が切り取られる。 1925年(大正14年) - 常盤橋の保存を内務省及び復興局に陳情、史跡保存物として仮指定を申請。 1928年(昭和3年) - 国史跡「常盤橋門跡」に指定。 1933年(昭和8年) - 在団法人渋沢青淵(しぶさわせいえん)翁記念会による復興整備で、常盤橋公園が開園する。 1934年(昭和9年) - 常磐橋の補修工事が行われる。 1965年(昭和40年) - 常盤橋公園が千代田区へ移管される。 1969年(昭和44年) - 高速道路建設によって常盤橋門石垣が解体修理される。 1986年(昭和61年) - 千代田区により常盤橋門石垣が解体修復される。 2011年(平成23年) - 東日本大震災にの影響で一部の石のずれにより修復工事を開始する。 2021年(令和3年)5月10日 - 修復工事が終了し、通行が開始された。 完成した常磐橋 - 2021年5月29日撮影 1871年(明治4年)の常磐橋 1880年(明治13年)頃の常磐橋
※この「常盤橋御門・常磐橋の歴史」の解説は、「常盤橋 (日本橋川)」の解説の一部です。
「常盤橋御門・常磐橋の歴史」を含む「常盤橋 (日本橋川)」の記事については、「常盤橋 (日本橋川)」の概要を参照ください。
- 常盤橋御門・常磐橋の歴史のページへのリンク