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希房【キボウ】(果樹)

登録番号 第13767号
登録年月日 2006年 2月 27日
農林水産植物の種類 びわ
登録品種の名称及びその読み 希房
 よみ:キボウ
品種登録の有効期限 30 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 千葉県
品種登録者の住所 千葉県千葉市中央区市場町1番1号
登録品種の育成をした者の氏名 八幡茂木佐藤三郎赤山喜一郎、小出
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「田中実生の4倍体に「長崎早生」を交配して育成されたものであり、肥大処理した果実縦断面が長卵、大きさが大、果皮色が黄のハウス栽培向きの3倍体品種である。姿は中間大きさは大、樹勢は強である。葉身の形は広長、横断面は平、厚さはかなり厚、大きさはかなり大、色は緑、網脈の明瞭さ明瞭、成裏面の毛じは多である。花穂の形は中、大きさはやや長、小花梗着生方向はやや下、花の大きさはかなり大、一花穂の花数は多である。植物生育調節剤で着果肥大させた果実縦断面は長卵、横断面はやや角、果梗部の形は鈍、果実大きさは大である。果皮の色黄、果実紫斑、緑斑及びそばかすは軽、果粉の多少は多である。果頂部開孔はやや開、突出度はやや凸、がく片長さはかなり長、基部及びがく筒果しん部の幅はかなり広、がく筒深さはかなり深である。果皮厚さはかなり厚、はく皮の難易はやや易、果肉厚さはかなり厚、色は黄、粗密は中、硬度は軟、甘味は中、酸味は少、果汁多少は多、香気は少である。種子数は極少である。発芽期は中、開花期は晩、成熟期はやや晩で育成地におけるハウス栽培では5月中旬果房内の着色揃いはやや不良である。「田中」及び「富房」と比較して大きいこと、の網脈が明瞭であること、種子数が極少であること等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、平成3年千葉県暖地園芸試験場(現千葉県農業総合研究センター暖地園芸研究所館山市)において、「田中実生の4倍体に「長崎早生」を交配しその実生の中から選抜以後増殖行いながら特性の調査継続し平成14年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである





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