川の家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 23:39 UTC 版)
ジェームズ・フィップス 1800年にクロットンに移住してきた科学者。1805年に素性のわからない女性と結婚し、息子ライオネルをもうける。移住から100年近く後の1898年に死去。 旧支配者を崇拝し、彼らに再び地球を支配させるための祭司を務めていた。 フィップス妻 誰も名前を知らない。テンプヒルの、悪魔崇拝団体の出身らしいことがほのめかされる。とうに死人であり、ジェームズの処置で生き永らえていた。 ライオネル・フィップス 1806年生まれ。父親の知識を継承するが、足りず、大英博物館を訪れて禁断の文献にあたる。両親同様に、何らかの手段で長命を維持していたようである。 1900年ごろに恒星フォーマルハウトとヒアデス星団が直列になり、そこからさらに30年待つというタイムスケールで活動する。1931年9月2日に行動を起こし、橋の怪物の封印を解く。 地下室の門から旧支配者を召喚したら自分も巻き込まれて死んでしまうという事情から、本命の旧支配者を呼び出すまでには至っていたない。まず下級の怪物の封印を解いて、増殖させて地球を覆いつくし、旧支配者が再臨する下地を築こうとする。 怪物 旧神によって川の橋に封印されていた2匹の水棲生物。単為生殖で繁殖する。半ゼラチン状の肉体で攻撃を無効化するが、脳を壊されると即死する。 TRPG資料『マレウス・モンストロルム』では「淵みに棲むもの」と命名され、「上位の奉仕種族」にカテゴリされている。水エレメントの旧支配者に奉仕すること、おそらく深きものどもの血筋だがより巨体で強力であること、などが説明されている。
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