嵐の敵(未来)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 10:00 UTC 版)
グレート・イザナギ 、千引 岩雄(ちびき いわお) 、平坂 良(ひらさか りょう) 現代においてはいずれも出雲を本拠地とするインディーズプロレス団体「いずもプロレス」に所属するベビーフェイスギミックのレスラー。マスクレスラーのイザナギは千引、平坂、そして桃木実の師匠であり、千引と平坂は桃木の兄弟子である。「裁きの日」後、3人ともゾンビとなってしまう。しかし生前のフェアな精神は健在なのか、通常のゾンビの主力武器である噛みつきを行わず、もっぱらプロレス技で攻撃する。出雲において、かつての弟子であり後輩である桃木と、激しくも正々堂々たる戦いを繰り広げる。 橋本 一球(はしもと いっきゅう) 現代の世界ではフォークボールを得意球とする高校球児だったが、「裁きの日」後は伏見配下の悪党となり、暴力に明け暮れた日々を送る。荒廃した世界の中で己自身も取りかえしがつかぬほど荒んでいく中、相棒の番から野球への愛情と命の選択を選ぶ投球を迫られる。 番 常夫(ばん つねお) 現代の世界では橋本とバッテリーを組む捕手だったが、「裁きの日」後は橋本と同じく伏見配下の悪党となる。野球の夢を絶たれて野放図に荒れていく相棒の橋本を見かね、己の命を懸けてその真意を質そうとする。 白鳥 廻天(しらとり かいてん) 「裁きの日」後の世界においては岩手県を本拠地とする嵐軍の敵。紙面を覆い尽くさんばかりの妖気を使って全てを見通す「遠野の妖怪」として恐れられている。常時不気味な仮面で素顔を隠しており、その素性や出自には不明な点が多いが、人間とは異なる存在としての客観的知性を持っており、嵐軍との決戦に臨む親不知に自らの見解と無常的世界観に基づいた知的生命の宿命論を諭している。
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