届け・申請
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/15 03:18 UTC 版)
常設施設の場合、施設管理者に対し公演概要や仕込み図を作成し提出。 仮設施設や公道・公演などの屋外(劇場等以外の建築物その他の工作物)での企画は催物の開催届けが必要になるので、管轄地域の自治体に確認が必要である。 また搬入量が多く、トラックが長時間道路交通を遮断するような場合には、管轄警察署に道路使用許可申請を提出しなければならない。 舞台上で火気(真火または本火)を使う場合、ホール管理者の了解を得るだけでなく、管轄消防署に対し、公演を行う場所の自治体の定める法令書式に則って、火気使用の禁止行為解除承認申請を提出しなければならない。使用する火気の規模は関係なく、マッチ1本、タバコ1本から提出する必要がある。スモークマシンは、スモークを生成するために使用する、オイルの可燃性の有無により、消防法、(各自治体の定める消防条例)に定める、危険物品持込に伴う禁止解除承認申請が必要である。演出の都合上、公演中に誘導灯を消灯する時にも、誘導灯消灯計画書や警備要員編成表など様々な書類を用意・提出しなければならない。 以上、書類の作成についてはその内容の性格上、舞台監督、または専門の特殊効果担当者や会場の常設責任者が作成するが、実際に各所轄機関への提出については、制作に委ねることが多い。
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