小湊桟橋とは? わかりやすく解説

小湊桟橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 06:33 UTC 版)

青函連絡船」の記事における「小湊桟橋」の解説

北海道炭の鉄道輸送対応するため、1943年昭和18年12月着工された。東に突出する長さ128mの突堤両側車両渡船停泊させる2岸壁構造車両渡船桟橋と、その南に隣接して南側突出する機帆船岸壁で、工事遅々として進まず終戦以後工事中断していた。戦後1945年昭和20年12月末、上記進駐軍貸与LST改装車両渡船青森桟橋小湊選ばれ、これに対応する桟橋設置工事未完車両渡船桟橋北側直ち開始された。コンクリートケーソン2個を海岸から直角に沈埋してドルフィン代用とし、橋台コンクリート製で、1946年昭和21年3月完成し小湊駅からの小運転線利用で、1946年昭和21年7月1日から、運航開始された。しかし片道8時間もかかる上、給油のため往復8日もかけて横須賀まで戻らなければならないなど問題多く1948年昭和23年2月には運航休止となったこの間に本来の車両渡船桟橋機帆船岸壁工事再開され機帆船岸壁青函航路補完石炭魚類雑貨輸送機帆船一時活況呈していた。また東北本線小湊-清水川間には、小湊桟橋の航送貨車を扱う小湊操車場が、桟橋と同じ1943年昭和18年12月着工されており、そこから桟橋に至る臨港線工事含め1948年昭和23年10月27日竣工したが、翌1949年昭和24年)からは撤去工事開始された。この直前1948年昭和23年10月10日、ほぼ完成した小湊桟橋の左舷着け岸壁では第六青函丸による着岸試験行われたが、以後工事見合され、本格的な車両航送行われないまま、1949年昭和24年7月15日桟橋業務停止となった

※この「小湊桟橋」の解説は、「青函連絡船」の解説の一部です。
「小湊桟橋」を含む「青函連絡船」の記事については、「青函連絡船」の概要を参照ください。

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