小悪党組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:22 UTC 版)
「ありふれた職業で世界最強」の記事における「小悪党組」の解説
ハジメ命名の不良グループ。ハジメや訓練から逃げ出した愛ちゃん護衛隊のメンバーのことを見下していた。王都侵攻の際に檜山と近藤が死亡したことにより、実質崩壊した。アニメでは、最初のベヒモス戦以降は檜山以外オルクス大迷宮へ潜っていない。 檜山 大介(ひやま だいすけ) 声 - 白石稔 天職:軽戦士 不良グループのリーダー格。自分より弱い者を痛め付けては優越感に浸る一方、強い者には媚びへつらう卑劣な小心者。 香織に歪んだ好意を抱いている。彼女に構ってもらっているハジメのことを疎ましく思っており、地球の頃から中野、斎藤、近藤の三人と共にハジメに絡んでいた。召喚された後も「無能」のハジメを見下し、他の三人と共に特訓と称していじめていた。そして、オルクス大迷宮へ行く前日の夜に香織がハジメの部屋に入ったのを目撃してさらに憎悪を抱くようになる。 オルクス大迷宮で自身の軽率な行動でベヒモスが現れてしまう。囮になっていたハジメを助けるべくクラスメイトがベヒモスに一斉に魔法を放っている最中、どさくさに紛れてハジメに魔法の火球を放って奈落に落ちる原因を作る。しかし、その日の夜にハジメを奈落に落とした罪悪感を誤魔化すために必死に正当化しようと自分に言い聞かせていたところを恵里に見られる。口止めする代わりに言いなりになることを脅迫されるが、見返りとして香織を与えることを提案されたため、これを承諾する。 カトレアとの戦いでハジメが生きていたことに愕然とし、ハジメに付いて行こうとする香織を必死に止めようとしたが、火球を放ったことがハジメにバレていることを悟り、暗に脅されてやむなく諦める。その後、香織を奪われたとハジメに対する逆恨みを募らせて、激しく憤り、香織を手に入れるためにそのまま恵里と協力関係になり、密かに騎士達を殺して傀儡兵にしていた。書籍版では、メルドにも騙し討ちして短剣を刺したが、致命傷に至らず逃げられる。 王都侵攻では、恵里と共謀して重傷を負ったフリをし、駆け付けた香織を隙を突いて背後から剣で刺して殺害し、恵里の降霊術で香織を自分の傀儡にしようとしたが、キレたハジメに完膚なきまでに叩きのめされる。満身創痍ながらも凄まじい執念でハジメに襲い掛かり香織を奪ったことへの怒りをぶつけるが、「他者への不平不満ばかりで、自分では何も背負わず強者に媚びることしかできなかった生粋の負け犬」と罵倒され、最期は侵攻してきた魔物の群れの中に放り込まれる。ハジメを奈落に突き落とし、左腕を喰われる原因を作った咎を受けるかのように、生きたまま左腕を食い千切られ、必死に逃げ出すも叶わず全身を食われて死亡した。 中野 信治(なかの しんじ) 声 - 三浦勝之 天職:炎術師 小悪党組の一人。アニメでは小太りな体格になっている。 王都侵攻後は、檜山の裏切りと近藤の死によるショックで部屋に引きこもるようになる。 斎藤 良樹(さいとう よしき) 声 - 真木駿一 天職:風術師 小悪党組の一人。アニメでは細目になっている。 王都侵攻後は、檜山の裏切りと近藤の死によるショックで部屋に引きこもるようになる。 近藤 礼一(こんどう れいいち) 声 - 大塚剛央 天職:槍術師 小悪党組の一人。粗暴で身勝手な言動が多い。アニメではやや長身の体格になっている。 王都侵攻で、たまたま恵里の近くにいたことで、剣で心臓を刺されて死亡し、恵里に"縛魂"で操られる。ハジメに襲い掛かるも、頭をショットガン(アニメではドンナー)で吹き飛ばされ、一蹴された。
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