小川破笠

デジタル大辞泉

おがわ‐はりつ〔をがは‐〕【小川破笠】

読み方：おがわはりつ

［1663〜1747］江戸中期の蒔絵師(まきえし)。伊勢の人。江戸に移り、俳諧や土佐派の絵画もよくした。蒔絵に鉛・貝・陶片・牙角(がかく)・堆朱(ついしゅ)などをはめ込む破笠細工を創始。作品に「柏に木菟(みみずく)図料紙硯箱」など。

美術人名辞典

小川破笠

読み方：おがわ　はりつ(はりゅう)

江戸中期の浮世絵師・漆芸家・俳人。伊勢生。名は観、字は尚行、通称は平助、別号を宗宇・笠翁・卯観子・夢中庵等。江戸に出て福田露言、松尾芭蕉らに俳諧を、英一蝶に絵を学ぶ。また蒔絵を能くし、のちに「破笠細工」と称された。延享４年(1747)歿、85才。

ウィキペディア

小川破笠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/13 04:00 UTC 版)

小川 破笠（おがわ はりつ、寛文3年（1663年） - 延享4年6月3日（1747年7月10日））は、江戸時代の俳人、漆芸家。また肉筆浮世絵を描いたことでも知られる。