土屋安親とは? わかりやすく解説

つちや‐やすちか【土屋安親】

読み方:つちややすちか

[1670〜1744]江戸中期の装剣金工家出羽(でわ)の人。通称、弥五八晩年東雨と号す。江戸出て奈良派門に入る。特に鐔(つば)を得意とし、多様な技法による雅味豊かな作品生んだ奈良三作一人


土屋安親

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 06:15 UTC 版)

安親作の寿老人特別重要刀装具

土屋 安親(つちや やすちか、寛文10年(1670年) - 延享元年9月27日1744年11月1日))は、日本の装剣金工師。弥五八、東雨とも。

1670年(寛文10年)出羽国田川郡鶴ヶ岡城下(現・山形県鶴岡市)に、庄内藩士・土屋忠左衛門の子として生まれる。佐藤珍久に師事する。1703年(元禄16年)江戸で奈良辰政に入門する。正徳年間、守山藩主・松平頼貞に二十人扶持の待遇で迎えられる。享保年間、同職を辞して江戸の神田で開業する。1744年(延享元年)死去する。享年74。墓は浅草(後に練馬)の林宗院にある。

作品

  • 干網千鳥透鐔(重要文化財
  • 浜松千鳥図鐔(重要文化財)
  • 豊千禅師図鐔(重要文化財)

参考資料




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