虚栗とは? わかりやすく解説

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みなし‐ぐり【実無し×栗/×栗】

読み方:みなしぐり

殻ばかりで、中に実のない。《 秋》


みなしぐり【虚栗】

読み方:みなしぐり

江戸前期俳諧撰集。2冊。宝井其角編。天和3年(1683)刊。芭蕉および蕉門のほか、貞門談林属す俳人発句歌仙などを収録蕉風確立に至る過渡期撰集


虚栗

読み方:ミナシグリ(minashiguri)

江戸時代俳諧撰集宝井其角編。


虚栗

作者海老沢泰久

収載図書帰郷
出版社文芸春秋
刊行年月1994.3

収載図書帰郷
出版社文芸春秋
刊行年月1997.1
シリーズ名文春文庫


虚栗

読み方:ミナシグリ(minashiguri)

殻だけで中に実のない

季節

分類 植物


虚栗

読み方:ミナシグリ(minashiguri)

分野 俳諧

年代 江戸前期

作者 宝井其角〔編〕


虚栗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 14:02 UTC 版)

虚栗(みなしぐり)は、宝井其角編の俳諧撰集。1683年天和3年)6月、江戸西村半兵衛・京都西村市郎右衛門刊、松尾芭蕉跋。其角の最初の撰集である。

概要

発句・歌仙・三つ物・二五句などを収める[1]。作者は其角・服部嵐雪杉山杉風・芭蕉らの芭門のほか、貞門派談林派の俳人も含む。芭蕉の跋文に「李・杜が心酒を嘗めて」「寒山が法粥を啜る」「西行の山家をたづねて」「白氏が歌を仮名にやつして」とあるように、李白杜甫寒山西行白楽天などを理想とした[1]漢語の多用、字余り、破調などが特徴で、後に「虚栗調(漢詩文調)」と呼ばれた[1]

芭蕉自身は荘子流に震動して虚実分かたぬ語の使用を讃える一方で、生鍛えな句があることを指摘している[2]

脚注

参考文献




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